大富豪からの手紙(本田健)読み出したら止まらなかった感想
大富豪からの手紙のあらすじ
大富豪の祖父が残したものは、「お金」ではなく「9つの手紙」だった。
神戸から上京し、東京で暮らす大学2年生の主人公:佐藤敬(サトウ・ケイ)は、特に目標もなく、平凡な毎日を送っていた。
ある日、大富豪だった祖父:佐藤泰三(サトウ・タイゾウ)の遺品の中から、自分宛の「9つの手紙」が届く。
その中にある「お金の代わりに残すものは、人生でいちばん大切なものを学ぶ機会だ。手紙の内容を身につけることができれば、仕事の成功、十分なお金、よい人間関係、家族との幸せな暮らしも、きっと手に入る」という言葉と直感に導かれて、1通、また1通と「手紙」を開けながら、北海道~京都~タイのバンコク~チェンマイと、祖父の友人たちに「人生の秘密」を学ぶ旅に出ることになる。
やがて、主人公・敬(ケイ)は、「手紙」に導かれるように、幸せの国・ブータンにおもむき、ブータンに住む老人・プルパから最大の学びを得て、日本へ帰国する、学びと感動のストーリー!
引用元:amazon
大富豪からの手紙の感想
あるメルマガで本田健さんのラストメッセージかもしれません。
と紹介されていたので新刊で購入しました。
読み始めると、次の手紙の内容が気になって止まりませんでした。
もちろん、自己啓発系の本をいろいろ読んでいる人にとっては目新しいことが書いてあるわけではありません。
しかし、同じような内容でも表現が違ったり、読んだときの心境によって得るものが違います。
今回は付箋を20枚以上貼り、書き込みまでしてしまいました。
本田健さん本は過去に何冊も読んでいるのですが、
いつも読み終わったときに「それでどうしたらいいの?」という疑問が残ることが多くありました。
しかし、今回の『大富豪からの手紙』は具体的なことが書いてあるので非常に取り組みやすい内容となっていました。
スピリチュアルや宗教が嫌いな人でも人生の真理が学べる素晴らしい内容だと思います。
ただ個人的に残念なところが一点あります。
これはここ最近のトレンドだと思うのですが「みんな正しい」という考え方を採用しているところです。
後半に、『保守派』と『革新派』、『右派』と『左派』を例だこう書いてあります。
両方が、『どちらも正しい』と考えて『どちらでもいい』と認め合えばいいんだよ。
これが近ごとの悪弊だと思います。何が正しいかがわからないための思考停止状態といってもいいかもしれません。
論語にこのような言葉があります
『君子は義に喩り、小人は利に喩る。』
やはり、何が正しいのか、何が正義なのかということを見抜ける智慧を持ち判断していく必要があると思います。
大富豪からの手紙:目次ではわからない気になる内容
直感を受け取るスイッチとは?
直感とカンと恐怖心を見分けるには
お金の正体とは?
お金から自由になるとは?
金持ちになるには3つの方法がある
才能の見つけ方
天職とは
仕事が楽しくない理由
運命と宿命について
など「なるほど!」と思う内容がコンパクトにまとめられています。
大富豪からの手紙の名言・一言
私がハッとした言葉は第2の手紙【決断】の中の下記の二つを挙げておきます。
「決断した瞬間」に、「その未来は同時に誕生する」
これは取りようによってはパラレルワールドの存在のことではないでしょうか。
人は日々様々な決断を行っています、その中でも岐路となるようなときがありそこでパラレルワールドが発生するという考えです。
参考⇒公開霊言古代インカの王リエント・アール・クラウドの本心
「何を、そう決めたらいいか、わからない」ならば、「最高の未来を手に入れる」と、決めてしまえばいい。
「最高の未来を手に入れる」と決めれば具体的にそのためには、
どんな仕事?家族?人間関係?などが望ましいかがイメージできるようになります。
大富豪からの手紙 目次
第1の手紙:【偶然】
第2の手紙:【決断】
第3の手紙:【直感】
第4の手紙:【行動】
第5の手紙:【お金】
第6の手紙:【仕事】
第7の手紙:【失敗】
第8の手紙:【人間関係】
第9の手紙:【運命】